職場で“モテる”社会学 なぜ今、女性は「仕事を楽しむ男」に惹かれるのか
職場でモテる男に必要なものとは?
職場で働く人にモテる方法を説明してくれる1冊。
【概要】
amazon引用
男性は、キャリアアップして収入を増やしたほうが、魅力が増すと思って努力する傾向があるが、女性から見るとそういう努力自体がうざったいということ。これからモテる男は「仕事を楽しむ男」。それはどんな男なのか。
それから、職場に気になる異性がいるほうが、仕事へのモチベーションが上がる傾向がある。つまり、「仕事を楽しむタイプ」の多い組織を目指すことが、職場全体の士気を上げることに有効だと言える。
【ポイント】
●1.出世志向はモテない
女性が「恋人に選びたくない」男性はダントツで「出世志向タイプ」で33%。次が「期待・評価タイプ」で24%、3番目が「報酬志向タイプ」で16%。女性が男性に出世も報酬も求めないということです。しかも20代、30代、40代と年齢が上がるごとに「出世志向タイプ」を嫌う女性が増えていく。
「出世志向タイプ」は、自分の昇進を最優先にして仕事をしている、役職に就くことに価値観を置いているわけです。だから、話していてもつまらないんですね(笑)。一緒にいて退屈。仕事をしているのに退屈だって言われちゃったら、昔の仕事人間は全否定されちやいますが、今はそうなっている。
驚きです!仕事をバリバリやってる上昇志向の強い方の方がモテそうですがそうでもないいんですね。
●2.内発的モチベーションの人はモテる
内発的モチべーションの人は、自分が楽しくてやっているので、ぶれない。つねにある時間になると、きちんと仕事を始め、どんなに外的な状況が変化しても一定の成果を出し続けるんです。 だから内発的モチべーションで働く人たちは、信頼するに足るし、ちゃんと成果を出すから、信用していいんです。
それがモテにもつながる。「仕事を楽しむタイプ」は、異性に対しても内発的。お金があるから付き合う、美人だから付き合う、人に自慢できるから付き合う、というのは外発的なモチべーションで付き合っている。でも内発的モチべーションの人は、その異性といることが楽しいから付き合うんです。だから仕事を楽しむタイプは異性から信用され、それがモテにもつながる。
確かに冷静に考えると、仕事は外発的理由でモチベーションを高めています。そんなところも恋愛にからめて見られているんですね。なかなか仕事を内発的理由で楽しむうというのは難しいかもしれませんね。
●3.ポジティブになる3GTs
3GTsは、「毎晩寝る前に、その日にあったいいことを3つと、その原因を簡単に書く」ことを1週間続ける、というものです。ただ、それだけ。 セリグマン博士の実験では、これを1週間続けることで、対象者のうつ症候を表す得点が30%減少し、その効果は6力月間継続しました。
セリグマン博士は、「人間には生来、良くない物事に注意を向け、記憶し、予測する傾向があり、それがネガティブな情動を生み出す。3GTsは、ネガティブな方向への注意、記憶、予測をポジティブな方向に向け直す」と言っています。
心理学的ですね。良いことを書くことで気持ちを前向きに修正できるんですね。心理学的な興味ある方はNLPなどの本を読んでみるといいかもしれませんね。
●4.菊入流 会社でモテる男の7つの法則
- 仕事に前向きに取り組み、楽しむ。
- 自分の考えをしっかり持つ。
- 人に共感できる。
- 仕事で成果を挙げる女性を評価する。
などなど
共感力と自分に自信を持っていることが大切。
●5.菊入流 ほめるテクニック5つの法則
1.ほめる前にまず部下に関心を持つ。
2.すぐにほめる。
3.具体的にほめる。
4.みんなの前でほめる。
5.形容詞やたとえを駆使する。
相手のことを自分の認識だけでなく客観的に見てあげる。特に女性の場合は過程を褒めてあげる事が大切、良い所があったらすぐに褒めていきましょう。ちゃんと相手のことを見ていることをアピールするためにも具体的に褒めたほうが良いんですね。
【感想】
社内でモテるための一冊ですが、よくあるモテるホントは少し目線が違いますね。特に上昇志向が強い男性の方がモテないなんて初めて聞きました。他のモテる本では書いてないことですので少し半信半疑ですが。
それにつながる、内発的モチベーションがあり上昇志向が強いタイプであれば問題無いんでしょうかね?職場に好きな人がいる方は読んで見ても良いかもしれませんね。
モテる男目指して勉強していきましょう。