恋愛結婚!?現代の恋愛の仕方とは
恋愛結婚は以外と最近始まったのもの。では恋愛結婚とはどういったことなのか?今の時代にあった恋愛観を学んでみましょう!
【概要】 amazon引用
買い物や日常生活で“エコ”を重視するいまどきの男女は、恋愛にもエコを求める。
無駄な告白はしない、余分なパワーは消費しない、交際してもどっぷりとはハマらない、むやみにセックスはしない。
―時代の必然である“エコ恋愛族”の増加は何を意味するのか?男女ともに未婚の人生がレアケースでなくなった現代、“趣味”の領域に入った恋愛事情、結婚・離婚が不況と結びつく理由、草食系男子誕生の背景、恋愛の賞味期限、現代における男らしさと女らしさ、結婚の新しい形など、その実状に様々な角度から迫り、これからの男女のあり方を考える。
【ポイント】
●恋愛力と結婚力はまったくの別物
考えてみれば、恋愛結婚と見合い結婚の比率が逆転したのは、1970年前後。それまでは、圧倒的多数が「見合い結婚」だった。
また70年代の恋愛も、出会いのきっかけは親戚など第三者による紹介や、会社の中での"作られた出会い"など、いま考える恋愛結婚とはニュアンスが違った。山田教授の著書にもあるとおりだ。
だったら、大恋愛が苦手でも、コンプレックスを感じる必要はない。恋愛体質でなくても、"エコ恋愛"のツボ(後述)が分かれば結婚できる。深い愛情は、結婚してから育めばいい。
恋愛する力と結婚する力は別物だから恋愛が苦手でも結婚する頃は可能なんですね。
●職場結婚が減った2つの理由
●セクハラ防止関連の法律施行(99年)
これを機に、社内で「結婚はまだ?」と聞くだけでセクハラと認定されるおそれが生じた。だから上司も、堂々と肩叩きができなくなったが、同時にこれは「部下に恋人がいるかいないか、聞きづらい」「ゆえに"いい男性(女性)"を紹介しづらい」といった弊害も生んだ。
●製造業以外の場での「労働者派遣法」のほぼ完全な自由化(99年)
80年代のように、いわゆる「お茶汲み」「コピーとり」「職場の華」として"腰掛け"の女性社員を採用する必要がなくなった。
セクハラ防止法で社内結婚の可能性が低くなっていたんですね。セクハラはいけないと思いますがこんな弊害も起こっていたんですね。
派遣が増えたことによって腰掛けの女性社員の割合も減ってしまったんですね。今は女性社員にそんなことさせると差別だと言われてしまいますからそんなこと出来ませんものね。
●結婚は恋愛の延長線上にあるものという概念が浸透していたのは、70~90年代のわずか20年間に過ぎない
「結婚が恋愛の延長線上にあるもの」という概念が根付いたのは、恋愛と見合いの結婚の割合が逆転した70年前後と、つい最近のことだ。
そこから90年代半ばぐらいまでの約20年間、結婚が男女にとって「義務」または「半ば義務」であった時代には、恋愛神話が結婚市場を覆い、なんとか機能していた。
しかしその神話も90年代後半以降、女性の社会進出や企業環境の変化などに伴う未婚率の上昇で、機能しにくくなった。
現在は結婚が義務ではなくなってきていますが、昨今の婚活ブームを考えると再び結婚の価値観が戻ってきているのでしょう。
恋愛から結婚するというのは自由ではありますが難しいですよね。もしかすると以前のようにお見合いで結婚する方が良いという風潮に戻るかも知れませんね。
●景気と結婚の深い関係
「結婚市場は、完全なる"景気連動型"。これまでも独身男性の結婚意欲は、不況とともにしぼむケースがほとんどでした」 と話すのは、オーネットの広報・加藤寿章氏。
同社が96年に「新成人調査」を始めて以来、男女の結婚意欲は(多少時期のズレはあるが)、景気とほぼ連動して上下している。とくに男性の意向は"不況"に左右されやすい、とのこと。
男性は結婚したら家族を養ってはいけないですからね。ある程度経済的に余裕が出来てこないと結婚を考えるのも難しいです。
現状だとまだまだ結婚率は上がってきそうにないですね。結婚のチャンスが生まれないのは経済のせいでもあるんです。全部自分のせいにせず言い訳しちゃいましょう。
●恋愛は結婚より分かりやすい
「結婚は、もともと男女の性を家庭内で管理すると同時に、子孫を残していくための"システム"だった。籍を入れれば『結婚した』という約束事が成立し、家庭という枠組みができる。相手のことも所有できる(と考える)。恋愛よりよほど分かりやすいわけです」(駒沢女子大・富田隆教授)
結婚のシステムに付いては深く考えた事がありませんでした。子孫を残していくためのシステムとしてはあまり効率はよくありあせんよね。どう考えても一夫多妻制などのほうが良いと思いますが。
家庭という枠組みと相手の事を所有することによる管理が恋愛よりも簡単だとは考えられるんです。今後結婚の枠組みも変化していくかもしれませんね。
●20代カップル、セックスレスの理由
長く一緒にいる男女の間には、安心感が生まれる一方で、恋愛のトキメキが持続しにくい。ドーパミンの大量放出に支えられる大恋愛は、賞味期限が3年。
男性ホルモン・テストステロンが誘導する性的な肉食恋愛は、たった半年しかもたない。しかもその間、一緒にいる時間が長ければ長いほど、男性の精子は「精子戦争」をしなくなり、生殖本能が弱まり、おのずと癒し系のエコ恋愛に近づく・・・。
最初は凄い性的欲求もあるのに同一の相手に対してはどんどんなくなっていくのは男性の沢山の子孫を残す事を考えるとしょうがないと思いますがたったの半年しかもたないんですね。
色々な工夫をしてお互いに飽きないような刺激を作っていかないといけないですね。
●結婚後も性的魅力が大事
第1ステージのバーニング恋愛は早々に卒業せざるを得ないにしても、第2ステージのエコ恋愛でトキメキを一切失ってしまったら、その後の結婚生活が楽しくない。
でも日本では、結婚後に「性的魅力を保持することが大事」と考える男女が極端に少ないのだ。先ほどの調査を見直すと、アメリカやフランスで「大事だと思う」が4割前後いるのに対し、日本ではたったの2.8%。韓国(8.4%)と比べても、6%少ない。
日本人は性的なことに対して嫌悪感をいだきますよね。私は大好きですが。
海外ではセッ○スした後とかに反省会をしたりしてどうしたらお互いが気持ちよくなるか、ちゃんと話をしているんですよね。お互いにときめきをなくさないためにもしっかり性的なことに付いてお互いに話す習慣も日本で広まって欲しいですね。
●結婚を瞬間的なメリット・デメリットで捉えない
当初のイメージと多少違っても、10年後、20年後になってみれば「あのとき、別れないでよかった」と思える。そんな男女にも、数多く取材してきた。
もちろん相手の浮気やDVに耐えてまで、ムリに結婚生活を維持する必要はない。でも「メリットがない」と切り捨てるのは、いつでもできる。ドキドキする激しい恋愛感情がなくなっても、小さなエコ恋愛の炎を温め直せば、なんとか持続できる。 だから別れたいと思っても、どうかトライしてみて欲しい。
エコ恋愛のリサイクルができないか、もう一度とろ火で温め直せないか、と。
簡単に相手のことは分かりませんからね。自分が理想化していて実際の相手が違くてもすぐに別れたりしないようにしましよう。アナタが好きになったのだから他にも良い所があるはずです。
どうしも我慢できないなら別れたほうが良いと思いますが、その前に一度ちゃんとした話し合いはしておきたいですね。
【感想】
恋愛と結婚は違うものなのですね。70年代より後に生まれているので結婚といえば恋愛結婚という意識しか無く、正直なところお見合い結婚ってどうなの?って意識が有りました。
お見合いなどの紹介で結婚が減ってきたわけにも色々な理由があったんですね。しかも恋愛結婚という概念が出来てから大した年数はまだたっていないのでこれが本当に日本人に会っているのかは分かりませんね。
現在も婚活が流行っているのは結婚ためにどうしたら良いのか分からず迷走している人が沢山いるせいかもしれません。
本書では結婚とは何かと結婚自体の制度の考え方から、恋愛にもエコを取り入れた付き合い方が経てきた理由を考察しています。
結婚とは?今の時代に合った恋愛の仕方はどんなものなのかを考えてモテる男を目指しましょう!