ナンパを始めるにはまずは心構えを知ろう
以前Kindleで購入して読んでいなかったので改めて読んでみました。現在は修正版が出ているようです。
【概要】
amazon引用
非モテ、負け犬、草食系男子、アイドルブーム、そして「非婚」……。ネガティブワードばかりが飛び交う、現代日本の「恋愛」を覆う閉塞感を打ち破るカギは「ナンパ」にあった!? あの伝説の名著『不純異性交遊マニュアル』からはや11年――。ついに、あの「性愛・恋愛のミヤダイ」が帰ってきた……ッ!!
現代日本屈指の論客であり、かつてナンパ師としても活躍した社会学者・宮台真司が、90年代に一世を風靡したナンパカメラマン・鈴木陽司と、新世代のカリスマナンパ師/ブロガーで、ネット上で数多の若者から支持を集める高石宏輔、公家シンジを迎え、縦横無尽に語り尽くす。これが「21世紀の恋愛論」の決定打だ!
【ポイント】
●1.支離滅裂なことを言って変性意識状態に誘導する
そういう声の質も大事だし、それに加えて「支離滅裂なことを言う」というのがポイントになっているなと思いました。 現代の女の子でも、いきなりけなしたり、いきなりほめたり、全然関係ない話をしたりするとみんなポカンとし始めるんですよ。
そこでポカンとしているときに褒めて喜ばせて、けなしてグシャっとヘコましたりして、そうやって感情の振れ幅を大きくすることで〈変性意識状態〉に誘導します。(高石)
初めて聞きました!支離滅裂なことを言ってから褒めて喜ばせたり、感情を揺り動かすことによって変性意識状態に誘導するんですね。変性意識状態については調べましたがよく分からないで詳しい方は教えて下さい。
●2.趣味を調べてまくし立てる
今はブログやツイッターやプロフサイトなど、インターネットのツールを通じて、女の子の好きな映画や漫画や小説や音楽などを簡単に調べ上げられます。朝食から昼食までの時間があれば、狙っている女の子の趣味領域については、必要なことは学べるはずです。
映画や漫画に実際にアクセスする必要はありません。グーグル検索で一通り情報収集すればOKです。それで、その子と話すときに「まじっ? 俺もその映画好きなの!」に始まってバーっとまくし立てると、女の子はアッという間に〈変性意識状態〉に陷ります。(宮台)
相手の好きな物などは調べられるならできるだけ調べておきたいですね。やはり会話で趣味などが合うとうい話題は話しやすいし、盛り上がりますからね。
●3.声かけの前に気合を入れる
僕は大学に入ってから27歳で大学に就職するまで塾講師をやっていたんだけれど、その間に講演に利用できるノウハウを習得しました。これを応用すると、ナンパにも使えるんです。じゃあ具体的に説明してみましょう。
(1)扉を開ける前に深呼吸──正確には琉球空手でいうナイファンチ立ちをした丹田呼吸──をしたあと、(2)正拳突きをワンツーパンチで2回ほど反復してから、(3)扉を開けて「よっ!」と声を出しつつ入室。
そうすれば、気圧されるどころから、こちらから気圧すことができます。(宮台)
物事に望むときは、大きな声で気合をいてることで、おじける前にこちらから空いてを威圧するぐらいの気合を入れているんですね。
●4.相手を知らない以上、信頼ベースでいく
非常時の相手を見たことがない以上、期待が外れて当たり前。だからどんどん期待する。ナンパで言えば、知らない相手である以上、期待が外れて当たり前。だからどんどん期待する。さもないと話が進みません。経済取引じゃないんだから、信頼ベースで行くんです。(宮台)
ナンパであれば、期待はずれは当たり前。相手を知らないだからそれが当たり前でもっとどんどん期待をしていっちゃえば良いんですね。
●5.声かけは横から
実は、横からの声かけは、女の子の側には抵抗感があんまりないんです。横にいられるのと、前にいられるのだと前にいるほうが抵抗感が出ます。シンジくんのようによほど自信があるのなら、絶対に前からやった方がいいし、その抵抗感を与えることが相手にとってストレスでありながらも、魅力でもある。
一方で横からだと無難にいけるんです。無難に横から入ってオッケーなのをみて、ちょっとずつ前に1回ぐっと入ってみるんです。「ストレスを与えること」と「ストレスを与えないこと」をうまくコントロールする。「何を話すか」ではなくて、「どういう身体の感覚を与えるか」によってこっちを魅力的に思わせることができる。(高石)
横から話しかけるとういのはよく聞きますね。どのように接するかによって相手にストレスを与えたり、魅力的に思わせたり、ナンパするのにこんなことも考えているんですね。
●6.女の子が何をしに来ているかを推測する
たとえば、昔は「デパートとスーパーは違う」と言われました。スーパーは地元で普段着だけれど、デパートは都心に電車に乗って着飾って行く。つまり昔はデパートはハレの場所。つまり〈変性意識状態〉の場所でした。 デパートの屋上に遊園地があって、その下の階に食堂、さらに下の階におもちゃ売り場があるのも、ハレの場所である証でした。今は場所というより、女の子の態勢や服装などから、「女の子がハレの時空を求めて外出しているのか」を推測するのが有効でしょうね。(宮台)
今と昔で変性意識状態の場が変わってきているんですね。場所よりもその人が変性意識状態を求めているか、服装や態度から推測しているんですね。
●7.女の子に探りをいれていくプロセスを大切にする
具体的にお話しすると、「僕はああいう経験をしたことがある、こういう経験をしたことがある」と話しながら、女の子の目をよく見るんです。 女の子の目に、ある種の輝き──妖しい輝き──が生じる瞬間があれば、絶対にそれを見逃さないようにします。
女の子が、僕の話が張るヴァーチャル空間の中に、自分を置いた瞬間です。それを見逃さないでいられれば、自動的に自分が何をするべきかわかります。 そこから先は、「この辺がツボじゃないか」と思った話をいくつか振りながら、ツボの在処を絞り込んでいきます。(宮台)
女性の目をしっかり見ておく。目に輝きがある瞬間を見逃さない。相手が自分の話で妄想しているところで話のツボを絞り込んでいくんですね。
【感想】
ナンパに関しての本書。対話形式で書かれいますので読みやすいです。実践的な内容よりも心構え、なぜナンパが良いのかという考え方が書かれております。
変性意識状態というのが書かれているんですが私には内容を理解て出来なかったので、もう少し勉強してみたいですね。現在では下記の修正版が出ているようなので、こちらは加筆など内容も増えているので興味がある人はこちらを購入された方が良いんでしょう。