男女の思考の違いを理解して嫌われない男に
男女の考えの違いが分かる1冊。違いを理解して女性の事を理解できるモテる男性を目指しましょう。
【概要】
amazon引用
些細なひと言に突然キレる。昔のことを蒸し返す。とりとめなく関係ない話をする。思い込みが激しい。根拠なしに「絶対これがいい」と断言する。まったく女は厄介だ。
確かに女性脳は厄介だが、それゆえに潜在能を秘め、扱い方を間違わなければ、強い味方になって奇跡をも起こす(間違えれば敵になる!)。本書では、男女脳の違いをつぶさに解きながら、わかりあうための処方箋を示す。
職場の人材活用に使え、恋愛指南になり、夫婦の老後の備えともなる究極の男女脳取扱説明書。
【ポイント】
●1.言ってくれればやったのには禁句
「察してナンボ」の女性脳は、「言ってくれればやったのに」というセリフに、想像以上に傷つく。男性の多くは、思いやりで言うこのセリフ、女性脳的には「察することを放棄することば」に聞こえるからだ。「言ってくれればやったのに」を言いそうになったとき、口にすべきは「気がつかなくて、ごめんね」「察してあげられなくて、ごめんね」である。
これは気をつけたい言葉№1ですね。言ってくれればやったのには鼻につきます。これからケンカに発展しまうこともあります。気づけなくてごめんと言う気持ちを持ちたいですね。
●2.過去の浮気を告白してはいけない
女性脳には、どんなに年月を経ても、過去の浮気について告白してはいけない。あえて顕在化せずにしまっておいた「感覚」を呼び覚ますことになるので、男性脳の想像を超えて生々しく五感の記憶を解凍してしまうことになる。
その臨場感は、「現在進行中」とまったく遜色はない。女性脳において、「すでに終わった」ことは、何の免責にもならないのである。
過去のことも現在進行中のような感覚を呼び起こしてしまうんですね。男女ともにあまり過去の恋愛については暴露などしないようにしたいですね。
●3.女性がキレたら、理由を追求せず、ただ真撃にあやまる
女性脳は、いきなリキレる(ように見える)。男性からしたら、とても些細なことに、ときに、とんでもなく感情的になるように見えるのだ。理由は簡単である。今の1回しか見ない男性にとっては「一円玉ほどの些細なこと」なのだろうが、私たち女性脳にとっては、「溢れそうになっているコップに落ちた"最後の"一円玉」だ。
水は溢れ、取り返しがつかない何かが起こる。くれぐれも、理路整然と、自分が正しいことの証明を試みないように。正しいことを証明してしまったら、いっそうキレて手が付けられないのが、恐るべき女性脳なのだから。
女性がキレてしまうときは、気づかないうちに日頃の鬱憤が溜まっているのです。キレてしまった時は覚悟して我慢しましょう。女性は感情的になっているので解決しようとしても話し合いにならないこともあります。できるなら今相手が感情のどの部分で怒っているのか(視覚、聴覚、感覚、味覚など)が分かれば、それを違う感覚の話に話題をそらしてあげると少しは落ち着くかもしれません。
●4.ウンチクを語らない
女性脳にとって重要なのは、「どう感じたか」であって、体系だった知識や薀蓄じゃない。どこどこの何が美味しかった、幸せだったと口々にさんざめくのが楽しいし、後々ためになるのであって、「そもそも○○とは」と語られても、なかなか頭に入らないのである。
感情が大切。今どう感じたのかを共有するかでお互いの親密さが上がります。ウンチクを語っても「すごーい」ってことにはならないので注意しましょう。
●5.ことばを反復し、体験返しをする
共感できない男性脳に、共感するふりは難しいだろうか。でも、コツがある。相手のことばを反復するのである。「道が混んでたの」「道が混んでたのか」「頭が痛いの」「頭が痛いのか」 これに、「たいへんだったね」や「かわいそうに」をつければ完璧だ。
ちなみに、ことばを反復した後は、自分の類似の体験談を語るのが望ましい。女性脳の必殺技「体験返し」である。
女性の話は、しっかり聞いてあげましょう。共感を表現するためには反復してあげることが大切。そこから話を発展させて自分の体験も少し交えることで、話を聞くだけでなく自分の事も開示していく事でより相手に自分の事を知ってもらえ、親密度が上がります。
●6.結果うまく行ったことについて、過去の傷を指摘しない
たとえば、最後は自分に感謝して逝った姑の通夜に、「今だから言うけど、おふくろは、最初きみのこういうところが好きじゃなかった」みたいなことを言われたら(そして、それが心当たりのないことだったら)、ここまでの何十年の日々が破綻する。
自分が「良いコミュニケーション・ルール」だと思っていたことが1つひっくり返されたら、「じゃ、あれはどうなの? これはよかったの、よくなかったの? 結局、お義母さんの笑顔は演技だったわけ?」と関連情報がすべて疑わしくなるからだ。
結果がすべての男性脳としては、結果がよかったことを祝福するために、途上の軋轢を口にしたのだろう。「それでも、うまくいった。いい結果になってよかった」という意を伝えるために。しかしながら、女性脳の感性領域にとって大事なのは、プロセスであって、結果じゃない。
男性は結果、女性はプロセスを重視する。もう終わったことだからと言って途中であったことなどで嫌味なことを言ってしまうと、終わりよければ全てよしみたいなことにはなりません。余計なことは言わないように気を付けたいですね。
●7.過去をねぎらう
さて、過去(プロセス)にこだわる女性脳は、過去をねぎらってもらうことに対して、ことのほか快感度が高い。プロジェクト成功の鍵のような華々しいことじゃなくても、「きみの企画書のタイトル、いきいきしてていいね」「朝いちばんの挨拶、あれいいなあ」など、日常のささやかなことでいい。彼女だからこその何か、に気づいてあげてほしい。
日々の積み重ねが女性には効いていきます。些細な事でも自分が気になっていることをアピールしていきましょう。また過去の事を思い出して褒めて上げることも、日頃から気にかけていることをアピール出来ます。
【感想】
男女の考え方の違いが分かる1冊です。モテるためには、この違いをしっかりと把握していることが大切ですね。本書では脳の違いを仕組みから説明してくれています。分かりやすいように著者の体験を交えて書かれているので読みやすく書かれております。
恋愛にはもちろんですが、男女の違いをしって有効な人間関係を気づいていきたいですね。