男女の考えと心理の違いをしって女性にモテよう!
心理学博士の伊東明さんが会話のテクニックが書かれております。女性との会話はモテるためには外せませんね。
【概要】
amazon引用
悩みが“一瞬”で解決!「どうしてわかってくれないのか」…一度でも、異性に対して、不思議に思ったり、不満を感じたことがある人には、ぜひ本書の話し方を実践してもらいたい。
【ポイント】
●1.女性との会話では共感が大事
女性との会話では、「××さんてひどいのよ」という話題が出たときには、「それはひどいいよな」「その気持ちはわかるよ」「それはつらかったね、大変だったね」などと共感してあげることが重要なのである。
しかし、男はこうした会話スタイルに慣れていないし、不得手だ。だから、知らず知らずのうちに女性を怒らせてしまったり、不満感を与えたりしてしまう
共感力、女性との会話は結論有りきではないので男性とは異なりますよね。そうだね~とかで流すのではなく、相手に耳を傾け共感しましょう。
●2.会話のペースはポンポンとテンポよく
女性の話を上手に聞こうと思ったら、男はある程度テンポよく「オーバーラップ」していくことだ。「あのね、この前ね……」と女性が話を始めたら、「うんうん、それで?」と、会話の途中であろうとセリフを差しはさみ、相手の会話に関心があることを示してやるとよい。
女性の話が終わるのを黙って待っていると、女性は不安になるばかりではなく、「話を聞いてくれない人」とか、「話をしてもつまらない人」と思うこともある。
会話の途中でも合いの手をはさみ相手の話をそくしていくのが良いんですね。私は話し聞くときは最後まで聞いている方が真剣に聞いてあげているアピールができると勘違いしておりました。上手く質問を挟んで相手の会話を引き出しましょう。
●3.意見や反論があっても、いったん肯定的なセリフで受け止める
彼女の発言に対して意見や反論があるときは、最初から否定するのではなく、肯定的なセリフで受け止めたあと、こちらの意見や反論を付け加えるようにすると女性の機嫌を損なうことがない。
×よくない例
「2人で1ヵ月くらい海外旅行に行きたいね」
「そんなの無理に決まってるよ」
◎よい例
「2人で1ヵ月くらい海外旅行に行きたいね」
「うん、行きたいね。でも今はそんなに仕事が休めないからなあ」
これは良くモテる本で書かれておりますね。なかなかスマートに肯定しづらいですよね。即否定してしまう人は気をつけましょう。
●4.女性の疑問形には断定や自己主張が隠されている
「○○○だと思わない?」「○○○じゃない?」といった、発言の最後に疑問形を使って相手に問いかけるスタイルを、言語学の世界では"タッグ クェスチョン"という。中学校で習った付加疑問文のことである。
たとえば、「He is very handsomeme!」は、「彼はとてもハンサムね!」という意味である。 しかし、それに付加疑問を付けて、「He is very handsome, isn't he?」とすると、「彼はとてもハンサムじゃない?」と相手に確認を求めるような言い方になる。これが女性の会話スタイルの特徴の1つなのである。
すなわち、「女性は自己主張したいとき(自分の意見を述べたいとき、何かを欲しているとき)、疑問文の形で話す」のである。
女性の疑問形は自分のしたいことや、意見が隠れているということです。女性は自分の意見をハッキリ言うのではなく遠回しに言っているってことですね。私は初めて彼女できるまで良く分かっておリませんでした。自分の意見ばかりだと角が立つからこのような表現なんでしょうが、全く分かっていないと確実にキレられてしまうでしょう。
●5.男性が女性に話すときのポイント(特に、プライべートな場面で)
1気持ちや感情を表わす言葉を使う
2強意語を使う(とても、すごくなど)
3話し方に抑揚をつける(メロディアスに。悲しいときはトーンを下げて、うれしいときは上げるなど)
4表情豊かに
5自分の個人的経験を話に盛り込む
自分の感情を表すのが大切。女性は相手がどんな時にどんなことを考えているのか分かった方が安心します。また自己開示で自分の過去・失敗談など話すことで相手の距離感を縮められます。
6.批評やアドバイスをせず、ひたすら聞く
女性が悩み事を抱えて"話しまくる"場合についても、一言つけ加えておこう。 まず、男性に対してだが、繰り返し述べているように、女性は「話すことで考えをまとめ、解決法を見出し、すっきりする」のだから、批評し、アドバイスをするのはできるだけ控え、"ひたすら聞くこと"が大切である。
1章で前述したように、「そうなんだ」「なるほどね」「へぇー」といった具合に相づちを打ったり、ゆっくりとしたうなずきで反応しよう。"ちゃんと聞いてるよ、キミの気持ちはよくわかるよ"という態度を示すことが大切なのだ。
女性と男性の違いですね。話すことで考えをまとめ、解決法を見出し、すっきりすると言うのはあまり男性だと分かりにくいですよね。考え方が男女で違うことを意識し、女性にカッコつけたいがためのアドバイスなんてのはやめましょう。話を聞いてあげることで自分で解決法を見出していくのですから、話を聞いてあげることに重視しましょう。それが女性のためになるのですから、けしてイライラしないようにしましょう。
●7.女性の悩みを過小評価しない
「あーあ、こんなところにシミができちやった……」「何だよ、それぐらい。別にシミができたからって死ぬわけじゃあるまいし」「(シミなんかで悩むのは、バカだって言いたいわけ!?)」
先に述べたように、男は「問題を問題として認めない」(そんなのは大したことではない、悩むはどのことではないと言う)ことで相手をはげまそうとする。これはいわば、「もっと悲惨で深刻な問題が他にはたくさんある。それに比べれば、君の問題は小さなものだ」と相手の悩みを"相対評価"しているのだと言える。
これに対して女性の悩みは"絶対評価"である。誰が何と言おうと、他の誰がもっと苦しい思いをしていようと、それと自分の悩みとは天秤に掛けられない。
男女で相対評価と絶対評価の違いがあるんですね。これは参考になりました。 女性は周りと比べるのではなく、自分のその時の感情が重要。男性がしてしまう、他にも~な人がいるよみたいな、相対的な言い方では馬鹿にしていると思わせてしまう。(けしてバカにしてしていっているのではなくても女性としては過小評価に感じてしまう。)女性のその時の感情に共感するのが大切なんですね。
【感想】
男女の考え方の違い、心理面が分かりやすくまとまっており、実際の会話でも使えるモテる本。男女の考え方はなんでこんなに違うんでしょうね。
わかりやすい本なので女性との会話で悩まれている方、モテる会話のしかたを学びたい方には最適です。女性にアプローチする前にこういう本を1冊は読んでおきたいですね。