どんな女性でも落とせる!心理テクニック
恋愛心理学を学ぶなら最適な1冊。サブリミナルを使ったモテるための技術が書かれおります。残念ながら今は絶版?なのか中古で購入しました。
【概要】
amazon引用
ベストセラー「なぜ、占い師は信用されるのか?」等の著者・セラピストの石井裕之氏がビッグコミックスピリッツ誌上で連載する大人気コラムが遂に単行本化!!「ホムンクルス」の山本英夫氏の描き下ろし漫画30頁も収録!!
【ポイント】
●その気にさせる魔法の言葉
⇒「例えば」という言葉には、「あくまでもひとつの例だから、軽く考えてもらえればいいんだ」という意味が「含み」としてある
例:「例えば、今度、飲みに行かない?」
⇒相手は不覚にも実際に飲みに行くことを「イメージして」しまい、それが潜在意識に浸透する
⇒ただし、実際に「軽く考えてくれればいい」と口に出してはダメ!
例えばという言葉を使用すると相手が無意識のうちにイメージをしてしまい、イメージを植え付けることによって誘いの承諾をもらいやすくする。
●「マイ・フレンド・ジョン」
⇒自分のことではなく、第三者についての話を聞いているときは、暗示にかかりやすい
■打ち解けたムードを作る場合
例:「今日はお時間を割いていただいてありがとうございます―さっきも別の会社の社長とお話させていただいたんですけど、その方がものすごくニコニコして上機嫌な人だったんですよ。
⇒別のお客さんとの、ものすごく打ち解けた雰囲気を解説することにより、相手はその様子を想像して聞きながら、打解けた気分を自分でも体感する
マイ・フレンドジョン何だそれ?という感じになってしまいますが、嘘でも良いので前にこんな事があったと相手に話すことで、相手は想像を働かせその気分を自分の中でイメージしてしまう。そこで相手と打ち解ける様な体験談などを持ちだしてみましょう。
●引き込む会話の秘密
⇒嗅覚は、五感のなかでも特別な処理をされ、よりダイレクトに潜在意識に影響を与える ⇒嗅覚に集中させることにより、相手を会話に引き込むことが出来る ⇒そのためには、相手が匂いを思い出したり想像したりするような言葉を、会話の中にできるだけ多くちりばめる
例:「私の成功のイメージは、匂いで言えば、高級車の革張りのシートの匂いですね」
人間は視覚・聴覚・嗅覚と様々な感覚から物事を判断しています。その中でも嗅覚を利用して相手の気分が良い時のイメージを思い出さる。
●ダブルバインド
⇒大事なのは言葉そのものではなく、「言葉によって想起される空想」
例:「新食感!○○チョコレート。あなたはもう体験しましたか?」
⇒「No」の場合、それは「まだ体験していない」ということになり、潜在意識の中に「まだ体験していないな。いつ体験しようかな」という空想がふわっと拡がる
相手にNOと言わせないテクニックですね。例えば今度の週末ヒマ?良ければ食事にいかない?と言う質問だとYES、NOの答えになってしまう。 今度の週末、食事に行こう。お寿司と焼き肉どっちが良い?のような質問であればどちらかを選ぶのでNOという答えはありません。
論点が食事に行くからの選択からお寿司か焼き肉を選ぶ選択肢に変わるので誘いやすいということです。上記のような誘いだと強引な印象もあり上手くいかないことも有ります。あくまで相手のNOという拒否の言葉を引き出すのではなく、イメージを植え付け想像させるのが目的ですね。
●コングルーエンシー
⇒言語情報(言葉そのもの)と、聴覚情報(声の雰囲気・口調)や視覚情報(しぐさ・表情)が矛盾した場合、後者の方が強い影響力をもつ
⇒さらに、聴覚情報と視覚情報が矛盾した場合は、視覚情報の方が強い
⇒説得力のある話し方ができる人は、視覚情報・聴覚情報を、話す言葉と完全に一致させることを常に心がけている
話している言葉と表情が異なってしまうと相手は表情から優先して情報を受けっとてしまう。話し言葉と表情が一致するようにして相手に安心感を与えましょう。
●会話を盛り上げるテク
⇒長所を誉めるのではなく、相手の欠点をひっくり返して誉めるのがコツ
⇒普通に誉められてもあまり反応しないコも、「え~、そんなことないよ。ワタシそれ全然ダメなんだよ」という言葉ならすんなり出てきやすい
⇒大人は、自分の長所を誉めてくれる人よりも、短所を愛してくれる人に心を開くもの
普段褒めらている事を言われても「うん」といった感じで発展がありませんよね。相手の欠点などを褒めると普段言われないことなので話を引き出しやすく、自分の新しい一面を分かってくれると思い心をひらいてくれる。
ちなみに本書で書かれているどんな動物が好きか相手に質問し、なぜその動物が好きか?の答えが相手が自分自身に持っているイメージなので褒めてあげると「この人は私のことを分かってくれていると」イメージアップです。
●スムーズにお茶に誘う
⇒「ある責任を負うことを確約すること」を「コミットメント」と言う
■コミットメントのナンパの例
例:「あなたのことがとても素敵だと思ったので声をかけました。お茶に付き合ってください」
⇒お茶に応じてしまった場合、「好きだという気持ちを受け入れた」というコミットメントになりかねない・・・相手に負担をかける
■コミットメントさせないナンパの例
例:田舎から出てきて、ひとりでコーヒー飲むのも寂しいんで、30分だけ付き合ってもらえませんか?」
⇒何のコミットメントもないので、気軽にコーヒーに付き合える。
面白いですね。正直に相手に自分の感情を伝えても相手には負担になってしまうので、ナンパのような初対面ではNGになってしまうんですね。この例のようにコミットメントが無くてもナンパは難しそうですが笑
【感想】
例などを交えていてとても読みやすい恋愛の心理学が学べる本でした。今回紹介させていただいた物以外にも相手の意識、無意識側を判断した相手へのアプローチの仕方や、目線の位置などで相手の感情を判別するなど恋愛の内容を交えていているので、すぐにでも実践したくなってしまいました。
今まで読んだモテる本の心理学分野の中では一番参考になった本です。中古でも良いので一度読んで見て欲しいですね。