500社を見てきた社労士がこっそり教える 女性社員のホンネ (青春文庫)
女性社員の本音が分かる気が利く男に
男性と違って、女性は細かいところまで見ています。男性もそのことを意識していないと女性に気が利かない男だという烙印を押されてしまいますよ
【概要】
amazon引用
おしゃべりだし、 面倒くさいし、徒党をくむし…女性社員ってなんて厄介なん だ! とお思いの皆さん。じつは、女ほど単 純でわかりやすいものはないし、ちょっとしたコツでいちばん変 わりやすいとも言えるんです。
「女性社員との危機的関係、和解のコツ」から「女性社員に気 づかれず、手のひらの上で転がすツボ」まで、耳が痛いこともあ るかもしれないけど、試す価値はあることばかりギュギュッと詰め込みました。職場も家庭の環境も、居心地よくするのは自分自身ですよ! これは職場恋愛に役立つヨカン!?
【ポイント】
●1.女性社員にごちそうぐらいしておく
部下の女性社員と一緒にランチをすること、時々あるわよね。支払いは、どうしているの? 仕事の一環だからワリカン?そのぐらい、ごちそうするべきよ。1人高くても千円…5人いても5千円。こんな効率のいい投資ってないわ。
他のオトコ達が「お金がない、お小遣いが少ない」ってヒーヒーしていて、そういうことができないからこそ、あなたが軽くごちそうしてあげればキラリと光って一段と効果的なの。大チャンスなのよ。
奢ったりすると下心あるとか思われそうで嫌ですけどね。人によっては奢られるの嫌な人いるだろうし。でも奢るなたランチのほうが安上がりでよさそうですね。
●2.女性に年齢を聞かれたら思った年齢から5歳引く
仕事やアフターファイブの場面で、女性に「私、何歳に見えます?」って言われて、凍りついたことのある男性って多いと思うの。女性同士でもそれを言われると青ざめるんだから、男性なんて生きた心地がしないわよね。
そのときの一番のポイントを教えてあげるわ。「思った年齢のマイナス5歳を答える」ということね。とにかく若く言っておけば喜ぶのが、「オンナ」なのよね。
これは言われたら困ってしまいますよね。高めに答えるのはまずいですからね。マイナス5歳くらいが無難そうですね。
●3.イクメン、マイホームパパは控えめに
「イクメン」「マイホームパパ」が流行っているわね。そういうのがウケがいいと思ってアピールしている人も多いけど、正直やめた方がいいと思うわ。
基本オンナは、肉食系でバリバリ働く男性に魅力を感じるものよ。そんな中で、チラッと見える家庭的をところが魅力なわけで、見えすぎるとシラけるのよね。
どうなんでしょうか?アピールするのは良さそうだと思ってしまいましたが、あまりアピールしすぎるのはNGってことですね。
●4.人前で叱るときにはプライドを傷つけない
同性である「男性部下への接し方」って、男性上司から見たらたいして難しい問題じゃないって思っているのかしら? この年代の男性ってすごくプライドが高いから、人としてのプライドを傷つけるような怒り方はやめた方がいいと思うわ。
まわりに女性社員がいると意識してか、張り切ってわざと同性の部下に対して厳しく接する男性上司っているけど、女性達がどう感じて見ているか知ってる?
怒られている男性社員をみじめだとかかわいそうとかいう以上に「なんでこんなたくさんの人がいる前で、あんな言い方をするのかしら? ひどすぎるわよね」「なにカッコつけてんだか…」とか、結構冷めた目で見ているのよね。
こんな見られ方をされているかもしれないんですね。怖いですね。
●5.大きな失敗は上司としてカバーする
大きな失敗をしたときって、一番精神的にも弱っているときじゃない。そんなときに、「してしまったことは仕方ないから、今度から気をつけなさい。後は俺に任せて。上司の仕事は謝ることだから」なんて言われたら、泣きたくなるほど感激するわよね。
肩をポンと叩かれてニコッと優しく微笑まれたりしたら、もう抱かれてもいいとさえ思ってしまうわ。本当よ。
これは上の立場になったらやってみたいです、やはりこんな上司の方がいたら惚れてしまいますよね。
●6.その場で食べ物にケチをつけない
社員食堂でも、飲み会の席でも「このお店マズイな~」とか、平気でロに出す男性って時々いるのよね。そんなこと言われると、こっちまで食べる気がしなくなるわ。今、食べている最中なんですけど…って言いたくなるわよね。
「不満」「悪口」とか言う人って、それだけで一緒にいたくなくなるわ。楽しくなくなるのよね。
そんなこと言われれば言われるほど、あなたはそんなたいそうな人なの? って思ってしまうわ。例えば、お食事があまり美味しくなかったことを言いたいのであれば、後日ほとぼりさめてから軽く言う程度にするべきよ。
これは良く言ってしまいます。そんなたいそうな人なの?って疑問視されてしまう程のことなんですね。
●7.お茶をいれてもらったら感謝の気持ちを
自分の奥さんだって、最近はお茶なんていれてくれないでしょ? それどころか食器洗いまでさせられているんでしょ? だったら、黙っていてお茶が出てくるなんて最高じゃない。それがわからないのかしら?
「お茶をいれる」のがイヤなんじゃないのよ。「いれてもらって当たり前」のそのオトコの態度がイヤなのよね。お茶を置いても目さえ合わそうとしないじゃない。「ありがとう」とか「ちょうど飲みたかったんだよね」とかひと言あるだけで全く違うのよ。
なんでもしてもらったことには感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。
【感想】
やはり男性が気にならなそうな細やかなところも女性は細かく気にして見ているもんですね。読んでるとなんで上から目線なんだと思ってしまうところも有りましたが、やはり男性と女性で思考の違いがあるんだなと感じました。
もちろんモテてつながることも有りますが、題名の通り女性社員目線で書かれておりますので、会社で円満にすごすためにも嫌われる言動や行動をしていないか振り返ってみると良いかも知れませんね。