№1ホステスから女性心理を学ぼう
普段女性と会話している時に気をつけないといけない点とは?その時の女性の心理とは?表面的な理解ではなくて、相手がなぜそう考えるのか心理面から考えていきましょう。非常に参考になる点が多い一冊です。
【概要】
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女性にモテるようになるには、特別難しいスキルをいくつも身につける必要はない。ただひとつ、コミュニケーション能力、つまり会話力をあげることだけだ。本書は、銀座の実践スキルと心理学を織り交ぜながら、女性が喜ぶ会話の鉄板フレーズを分析。「モテる男」が実践するテクニックが身につく1冊。
【ポイント】
●1.モテるためには、まず女性から好意を持たれる存在になる
社会心理学の調査結果になりますが、女性は男性と異なリ、好意と愛情の境界がはっきりしています。女性からすると、まずは好意を持てる存在にならなくては、その先の親密な関係、愛情を持った関係はないのです。ここは決定的な男女の違いです。違いは違いとして受け入れて、それ相応の対応をとる必要があります。モテない男性の多くは、好意と愛情の境界を一気に通りこそうとして失敗します。
いきなり告白などはNGです。段階を踏んでいく事が大切なんですね。男性の場合は欲望から一気に好意の段階を振りきってしまうことがあるかもしれませんが女性にはその段階はないんです。
まずは好意を持ってもらえる存在になれるよう、徐々に段階を踏んで仲良くなっていきましょう。焦ってはダメです。余裕のない男性は女性に好かれません。なんでもすぐに結果はでてこないものです。慎重にいきましょう。
●2.社会的交換理論から考えるあいづちの意味
社会的交換理論では、私たちは、自分の行動から得られる報酬とそれによって失うコストを計算し、報酬(利益)とコストの差を最大にするように行動していると考えます。 ものすごく簡単に言ってしまうと、自分の意見や感情を正当なものだと相手から認められるという満足感を求めているので、認めてくれた相手を好きになる傾向を持っているのです。
つまり、気になる女性から好かれようと思ったら、自分と会話することで彼女が得る報酬を最大にするように、「そうだね」「そうなんだ」と言葉を返していけばよいのです。
自分とよくいる人を思い出してみましょう?その人達は基本的に自分と意見が似ている人などが多いですよね。つまり自分の事を認めてくれる可能性が高く、一緒にいて満足感が得られる可能性が高い人達なんです。
これを分かっていれば、女性に対して否定的な意見を持っていると仲良くなれないのは分かりますよね。会話の中で女性の利益が最大になるように相手に共感して満足感を与えてあげましょう。女性のたわいも無い話を真剣に聞いたり相槌をうってより共感を示していくことは重要になってきます。
※社会的交換とは,人間の社会行動や対人間の相互作用にみられるさまざまな行動のやりとりをさす。
●3.ありがとうは相手の女性だけでなく、周囲にも言う
実は、女性は男性をみるときに、自分に対してだけでなく、周囲に対してどんな態度をとる人物なのか、しっかリチェックしています。 ですから、周囲の誰に対しても分け隔てなくありがとうと口にできる男性は、内面的にも素敵な人なのではないかと判断します。(中略)
気になる彼女の視界の中で、他者を尊重している態度を間接的に見せることは、直接彼女に親切にすることと同じくらい重要です。彼女にあなたが内面的特徴の望ましさをもった人物だと、強い印象を残すのは、間接的に人間性を示す方法なのです。
女性は男性よりも集団で行動していることが多いです。だからこの周囲への協調性というのを大切にしています。男性からするとあの女性の集まりって言うのはギスギスしている感じがしていて嫌ですが。。。
話がそれましたね。集団でいることが多いので、貴方の周囲に対する行動もよく見られているんです。日頃からしていることのなので周囲には気を配ってしまうんですね。自分だけに優しいのももちろん嬉しいんですが、周りに態度が悪いようでは評価は下がってしまいます。
よく話題に上がるのはお店の店員さんへの態度はよく見られていると聞きませんか。そんなところで横暴な対応をしていれば、自分に対してもそんな横暴な態度をとるかもしれないと想像してしまいますよね。店員さんにも優しければこの人は店員さん(他者)にも気が効く人だから安心できるなんて内面的評価も上がります。
意外と好き相手以外にはおろそかになってしまう人もいるので注意しておきましょう。
●4.手はきれいにしておく
お金をかけなくても、おしゃれでなくてもいいですから、清潔さだけは心がけましょう。特に、手をきれいにすることは必須です。女性は無意識のうちに、男性の手を見て、その手で自分に触れられる時のことを想像します。自分に触れる手が汚なかったら、それだけで、生理的に受け付けないとシャットアウトされてしまいます。
身だしなみは家をでる前に必ず注意!ってぐらい重要なことです。好きな女性でも鼻毛が出てたら一瞬で恋心を無くしてしまうなんてこともあるぐらいです。
清潔感てのは習慣化しておけば簡単に身に付けれれるものです。女性にモテたいと思ったら絶対に必要なのので今から直しておきましょう。これは男性に限る話ではありません。女性が毎日同じ下着なんて言われたら引いてしまいますよね。
不潔だと人は何かに感染する恐れがあったり。不利益があるので好む人はいません。よく見える顔。手は重点的にお手入れしましょう。
●5.さりげないボディタッチは感情表現に合わせる
感情面に焦点をあわせて、共感を伝えるフレーズが言えるようになったら、そのフレーズにボディタッチを加えます。会話例でいくと、ひどい目にあったねのところで、軽く二の腕に手を置きます。もちろん、自然に手が届く距離に相手がいるときに触れるようにします。
感情表現の言葉をあなたが発しているタイミングに、手の感覚を彼女に与えるのです。感情の部分に共感していることが、さらに強い感覚として彼女に伝わります。とても効果的です。理屈ではなくて、感覚重視の女性には、強力に共感を印象づけることができます。そのうえ、関係性の親密度が高いボディタッチの現象が起きるので、彼女の心は大きく揺さぶられます。
ボディタッチは相手と仲良くなるための必須のテクニックです。今回の場合は相手により共感を示すためにボディタッチを使用していますね。共感を表すタメに言葉で「うんうん分かるよー」っていっても正直なところちょっと共感されてる感は薄く感じますよね。
ここでボディタッチっしておくことで、聴覚+体感覚にうったえかけるので効果は2重になりますね。さらに相手を触る場所を固定しておくと分かるよという言葉が相手に触れた場所にインプットされます。だから共感する時にその場所に触っておけばより強く相手は共感されていると感じるようになります。
上手くボディタッチを活用していきましょう。
●6.否定語を使わず、肯定的表現で受け止め、話を聴き続けるポイント
(1)相手の話を途中で遮らない
「それなら知ってるよ」「そうじゃなくて」「要するに」「僕には関係ないし」などと言って、話を中断したり、聴くのをやめたりしないようにしましょう。
(2)話題を変えない
(3)当たり前の説教をしない
彼女が「あーあ、もう会社やめたい」と言いだしたときに、すぐに常識的な返事「そうはいっても仕事だから仕方ないさ。この不況時にそんなことで会社辞めたらだめだよ」と言わないことです。常識や倫理・道徳的なことに反するような表現を使うときというのは、そのくらい感情が高ぶっているという表現ですから、真に受けなないように。
(4)彼女の感情を否定しない
女性の話を聞いているときは絶対邪魔をしてはいけません。
(1)の途中で話を遮るっというのは意外とやってしまいます。相手の話を引き出していたのに相手がちょっと質問し返してくれたら、自分の話をし始めてそのまま自分が話し始めたりしていませんか?相手が質問してきた時は本当はにそのことを自分に質問してもらいたいんです。だから「そんなこと無いよ」「〇〇ちょんこそどうなの?」みたいに質問返しして相手に会話のボールを返しましょう。質問がきたら自分に会話のボールがきたと思い話し始めてはいけませんよ。
(2)話題を変えないもよくありがちですね。どんどん会話が飛んでいってしまう。これをやっていると会話が尽きてしまいますし。深い話が出来ないので表面的な会話ばかりになってしまい相手と仲良くなることはできません。脱線ぐせがある人は要注意です。
(3)説教をしない。解決策を提示しないというのは女性と話すときの王道ですね。別にそんな事が分からないほど女性もバカではありません。ただ自分の感情を伝えているだけなんです。会社辞めたいぐらいの気分って言う表現で自分の感情を示しているだけで、本当に辞めたいと言っているわけではありません。ここで相手の話に共感をしめすか、どうしたの?何かあった?と相手の話に乗っていってあげましょう。
●7.モテ男に学ぶ女性の上手いほめ方
私の周りのモテ男たちは何が違うかというと、一緒にいる時の相手への集中力が半端じゃないのです。びっくりするくらいよく観察しています。相手をほめるためには、まず相手をよく観察しないと、どこをほめていいのかわかりませんよね。
どこをどうほめていいかわからないという場合には、モテ男さんから教えてもらった、絶対に失敗しないほめフレーズがありますので、こちらを使ってみてください。
「一緒にいるだけで、幸せで会話を忘れちやうよ」「癒されるなあ」
一緒にいるだけで幸せで会話を忘れちゃうなんて普通言われません。男性でもこんな言葉言われたら相手の事が気になっちゃいますよね。でも言葉を真似するだけしゃダメですよ。
本当に幸せだと感じていないといけません。自分が幸せだと感じているからこそ、相手もこんなに幸せだと感じてくれているんだと嬉しくなってしまうんです。
褒めるのが苦手な人は相手の細部を褒めるようにしましょう。特に褒めやすいのは女性が身に付けているアクセサリーなど。これは自分のこだわりなどが明確にでてきます。だからこそ拘ているところを褒められると嬉しいものです。相手のセンス感性を褒めてあげることで会話も広がっていきます。
女性と話すときにはなにかきっかけがないかよく注意しておきましょう。身近にあるもののほうがお互いの感情を出し合って話が弾みます。お店にある変な置物だったり、居酒屋の変な教訓みたいのもナニコレ?wwみたいな感じで話していくだけでも話していく事ができます。
●8.モテ男使用率90%の非常に効果の高いメールフレーズ
私は職業柄、一般に生きていたら、そこまで男性から口説かれなかっただろうというくらいの人数に口説かれました。モテ男さんからモテない男さんまで幅広くです。その経験のおかげである時、この法則に気づいたのです。モテ男の90%はなぜだか、初期のタイミングで「昨日夢に出てきたよ。(><)」というメールを送ってくるのです。それもそのはず、このフレーズは強力な心理的作用を含んでいます。第4章で紹介したダブル・バインドのかけ方の中でも一番強力な方法です。
うん。このメールフレーズは使ったことありませんでした。昨日夢に出てきたよなんて気恥ずかしいフレーズですね。これは昨日夢に出てきたよというのがプラスの感情を表していて、ひっそりと夢に出てきてくれて嬉しい、夢に出てきちゃうぐらいアナタのことを思っているよと伝えたいってことが分かりますよね?
それに対して(><)の顔文字はどんな意味なのか?あまり良いイメージの時には使いませんよね。それで夢に出てきたというプラスの言葉とマイナスの(><)で本当はどんなことなのか気になってしまい相手の返信を誘導します。しかも相手の心を揺さぶって自分を気にさせる事が出来てしまうのです。
これはダブルバインドを応用したテクニックですね。こういったテクニックが好きな方は是非色々な本を紹介しているDaiGoに学ぶ恋愛心理学!メンタリズム 恋愛の絶対法則を見てみて下さい。
【感想】
女性の方が書かれた心理学的モテる本です。技術的な本ですので読んですぐに実践に移すというのは難しいです。これ以外の内容も豊富に書かれていますので、この本の中から少しずつでも実践できると良いかと思います。
中にはこんなのありえないだろみたいな内容もありますが。私が参考になったのは、好意を持たれる存在になる。徐々に関係を作りあ上げていかないといけないですね。今まで好きで卒業の時に告白してしまうなどいきなりみたいなことはダメってことですね。
社会的交換理論、難しい言葉が出てきましたが簡単に言うと意見や感情が認めてもらえる相手に対して好意を持ってしまうことなんですね。初めて聞く言葉でした。私もそうですがモテない男性は好きな女性に対しては優しくしようとしても周りに対してまでは気づかないことが有りますよね。好意を持った女性だけではなくその周りにいる人たちに対しても優しく接っすることが彼女に対しての好意を上げることにつながるんですね。
ボディタッチこれは難易度が高いですね。私も苦手なんですがモテない男性は中々女性に気軽に触るというのは難しいです。でもこれをすると反応が違う気がします。ほんとに親身に聞いてあげているということをボディーランゲージで表していかないと相手には伝わらないこともあるので恥ずかしがらずに相手のためだと思い接してあげればボディタッチしやすいと思います。
相手の話を遮らないために「それなら知ってるよ」「そうじゃなくて」「要するに」なんていうのは意識しないで意外と使ってることが有りますよね。男性に多い相手の為を思い結論、打開策を提案してしまうのもダメなんですよね。こんな時は相手の感情に合わせて、自分も同じようなことを考えてしまうということを話したほうがいいみたいです。
まとめ
- 女性に好意をもたれるために好意⇒愛情の段階を踏む
- 意見や感情を認めてあげることが好かれるこつ。共感する「そうだね」「そうなんだ」を使う
- 周囲に対しても気を配って内面的良さもアピールする
- 身だしなみは必須清潔感を心掛ける
- ボディタッチで体感覚をしようして同意を強める
- 女性の話は遮らない・話題変えない・説教しない・感情を否定しない
- 上手い褒め方を身につける
- 昨日夢に出てきた(><)という強力メールフレーズ
かなり参考になるところが多かったですね。女性が男性向けにモテる心理学を説明している本は少ないので心理学ズキには外せない一冊。昨日夢に出てきたというフレーズだけでも読む価値ありでした。しっかりと身に付けてモテる男を目指しましょう!